中古車価格もこなれ、トラブル対策も万全 R35GT-Rを楽しむのはこれからが本番!
世界のスーパーカーと渡り合える圧倒的なパフォーマンスばかりが注目されるR35GT-Rですが、実は各部品の品質、耐久性も、これまでの国産スポーツカーとは比較にならないほど高いのが魅力です。特にエンジンは、スタンダードの状態であれば、10万kmを超えてもパフォーマンスの低下は少なく、長く愛用することができるタフなユニットなのです。  また、生産開始から12年以上が経過したことで、中古車も400万円を切るものも増え、なんとか、手の届く範囲にまで下がってきましたし、発売当初は高額だったタイヤ、ブレーキ関係もアフターパーツが出揃い、ランニングコスト面も随分と軽減されています。実は、少しだけ背伸びをすれば、日本一の高性能スポーツであるR35GT-Rを楽しめる。そんな環境は整っているのです。  当社はデビュー当初からR35に着手し、他社に先駆けて、不具合解消に取り組んできました。特に初期型の鬼門と呼ばれたミッション対策。メンテナンスには自信があります。また、チューニングからドレスアップから、車両選びまで、トータルでお客様と向き合い、理想のR35GT-Rライフをサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

GR6トランスミッション・メンテナンス
2007年〜2010年モデルはミッションの不具合が出ています。年数の経過により、対策が施されている車両も多く見られますが、トラブル予防のためのメンテナンス&アップデートメニューとトラブル事例を紹介しておきます。
作業内容・部品
ミッションオイル交換(10〜11ℓ)
ソレノイドバルブ洗浄、(オイルパン脱着・オイルパン内部、 バルブボディ洗浄作業、バルブボディ鉄粉除去・各部動作確認、 シフトソレノイドバルブ取り外し加工、クリップ取り付け(ACM内摩耗対策)、 オイル交換)
TCMデータ最適化・リプログラム
フライホイールハウジング交換
HKSミッションオイルクーラー取り付け
HKSオイルパン取り付け
ミッション0/H予防強化メニュー(Cリング強化、クラッチ圧A/Bセンサー固着、 ミッションオイルポンプの分解オーバーホール、ソレノイドバルブ洗浄、 TCMデータ最適化&リプログラム他)
GR6ミッションオーバーホール〜


R35GT-R初期モデル、GR6ミッション・トラブル事例集
現象トラブル部位原因対応策
奇数ギヤもしくは偶数ギヤにシフト不可クラッチオイルシール破損クラッチの摩耗によりシール噛み込み破損シール交換及びクラッチクリアランス調整
奇数ギヤ、偶数ギヤにシフト不可油圧センサー油圧センサーの電圧ドリフト社外のセンサーに交換
偶数ギヤにシフト不可ACMシフトピストンとシフトフォークかん合部に磨耗純正クリップ装着
ミッションから異音 (Cリング破損、ドライブギヤの脱落)ドライブギヤCリンググリップ&スリップの繰り返し (完全停止でない場合に、前進、後退を切り替える場合も)シャフト交換
5速&6速の置き去り油圧ソレノイド摩耗6速フォーク駆動部の異常摩耗(放置しておくと1速フォーク折れ、5速シンクロ焼き付きの恐れあり)純正クリップ装着(クラッチ引きずりの場合はクラッチ交換)
プロペラシャフト&ドライブシャフト破損E-TSのステック熱によりプレート変形&プレート異常摩耗プレート交換or内部オーバーホール
※ドラッグマシンやハード走行の場合はこの限りではありません。


R35GT-Rのチューニングにつきまして
R35GT-Rは各部の解析が進み、アフターマーケットにもパーツが出揃ったことで、1000㎰を超えるチューニングも可能ですが、まずは速さと費用対効果の高いブーストアップ仕様をおススメします。ブーストアップといえども前期型で570㎰オーバー、中期型以降なら600㎰オーバーが可能です。これは第2世代GT-Rのフルチューンに匹敵するパワーであり、よほどの腕自慢でもない限り、十分満足できると思います。もちろん、それでも満足できないオーナー様にはタービン交換を含めたバージョンアップメニューも用意しています。 また、R35GT-Rは第2世代GT-Rと異なり、エアロパーツを装着する方も少なくなく、多くのメーカーから好みのアイテムをチョイスできます。
チューニングからドレスアップまで幅広くカスタマイズを楽しめるのもR35GT-Rの魅力の一つだといえるでしょう。


オリジナルパーツにつきまして
当社はR35GT-R用のオリジナルパーツを多数用意しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。